『社会を変えるアイデアフェス~想像力が、いのちを救う。~』 開催レポート
9月第3土曜日「World Marrow Donor Day」と連動し行われた骨髄バンク推進全国大会in広島にて、『社会を変えるアイデアフェス~想像力が、いのちを救う。~』 を電通グループと共催しました。

↑「こ」「つ」「ず」「い」が足りないことを示している。
アイデアフェスのテーマは「ドナー登録者を増やすには」。学生たちは前日のワークショップで生み出した企画を電通グループのサポートを受けながら練り上げ、入念に準備をして本番のプレゼンテーションに臨みました。会場となるホールの大きさから、リハーサルでは緊張する様子も見られましたが、本番では大窪シゲキ氏(広島 FM「大窪シゲキの9ジラジ」DJ) らの軽妙で温かな進行もあり、総勢35名・11 チームの高校生、大学生が笑顔で発表を行いました。自由でありながらも、実現に向けて十分な検討がなされた企画が続き、会場からはたびたび拍手と笑いが起きていました。小寺理事長やゲスト審査員による選考の結果、表彰状を手にしたのは4チームです。
このページ下部では11チームすべてのアイデアをご紹介しています。ぜひご覧ください。

前日の「アウトプットセッション」の様子

1チームごとに檀上でプレゼンテーション

参加者と審査員全員で集合写真
▽ダイジェストムービー long ver.
受賞作品紹介
▼グランプリ「本気の登録」

事前に200名弱からアンケートを取り、まずは周知が必要であることを指摘。同じものを見つけることが難しい「色」と「白血球の型」を関連付け発信するアイデアを提案した。またドナーを支える親や社会全体へのアプローチにも言及。本気で患者を救うことを目指した。
▼準グランプリ「#しょーもある運命」

患者とドナーの「白血球の型」が一致する確率を、日常で出会う「しょーもない運命」と結び付け、SNSで展開するアイデア。観客を引き付けるプレゼンも評価された。
▼審査員特別賞「ずいずいカー」

ドナー登録会場にキッチンカーを呼び、その日の体調に合ったお弁当が食べられるようにするアイデア。写真映えする、若者が好む空間づくりでSNSからの呼び込みを狙った。
▼審査員特別賞「患者も応援できる席」

地元広島らしい、広島カープとコラボするアイデア。ドナーへメリットを提供することの必要性を訴えた。