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(この体験談は、日本骨髄バンクニュース第59号[2021年12月1日発行]でもご紹介しています)
希望に満ちあふれた高校1年生の春に悪性リンパ腫と診断されて以来、数年おきに骨髄異形成症候群、急性骨髄性白血病などと診断された。「診断を受けるたびに『またか』と思いましたね。でも治療しないと仕方ないんで」と遠藤さん。ガマン強いタイプだというが、特に高校2年生で受けたさい帯血移植の直後は、約3カ月間の記憶がないほど壮絶な入院生活だった。 その後大学4年生で病状が悪化し、骨髄バンクのドナーから末梢血幹細胞移植を受けることに。「すでに就職先も決まっていました。これから頑張るぞというタイミングで、また。でもすぐにドナーさんが見つかったのはありがたかったです」
現在は、昔から習っていた空手の経験を生かしてフィットネスを教えている。「長い闘病生活の後、筋肉が大幅に減少したので一から体を鍛え直しました。そんな僕だからこそ教えられることがあると思うんです」 最後の移植のとき看護師から『こんな経験した人なかなかいないよ。必ず糧になるよ』と言葉をかけられた。その言葉の通り、遠藤さんはこの経験を強みに生きていきたいと力強く語る。
日本では「骨髄バンク事業」が1992年から開始され、 これまでに多くの患者さんを救う実績をあげています。 しかし、日本の骨髄バンクで骨髄移植や末梢血幹細胞移植を必要とする患者さんは、毎年少なくとも2000人程度です。一人でも多くの患者さんを救うためには、一人でも多くのドナー登録が必要です。
ドナーを待つ患者さんにとっては、あなたの登録が、大きな希望になります。
患者さんの負担を軽減するために、寄付のご協力をお願いしています。
骨髄バンクの運営には多額の資金が必要です。公的な補助金も受けていますが、十分ではありません。運営資金の多くは患者負担金と善意の方々の寄付金によって支えられています。移植を待っている患者さんのためにも皆さまのご協力をお願いします。