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2019年末梢血幹細胞提供 京都府在住 医療従事者
学生のときに友達と献血に通っていて、そこで骨髄バンクのポスターを見つけました。その時は学生のうちに適合しても学校があって提供は難しいだろうからと登録しなかったのですが、就職してから改めて登録しました。その時一緒にいた友達も、就職後に登録したと聞いています。
登録して1年ぐらいで適合通知が届きました。届いたときは「割とすぐに(適合通知が)くるものなんだな」と思ったのを覚えています。提供の不安も、何にでもリスクはつきものかなとは思っていて、それを上回るぐらい「人を助けられる」という思いが大きかったので、提供への迷いは全くなかったです。母も基本的に何でも応援してくれるので、不安もあったとは思いますが、最終同意面談で反対された記憶はありません。
確か4泊5日の入院でしたが、先生も看護師さんたちもとても良い方々で、入院中も処置の時間以外は自由にさせてくださいました。また、個室だったので落ち着いて過ごせました。G-CSFの注射の後はやっぱり「何か体の中で作られてるな」という感覚があって、骨盤あたりが痛くなりましたが、わたしの場合は重くてだるいという感じで、痛み止めを飲むほどではありませんでした。コロナ前だったので、家族はもちろん仕事の仲間も面会に来てくれて、話し相手になってくれました。医療系だからか職場の人たちも興味があるみたいで、提供後に話を聞かれることも多かったです。
私は献血でも血液を抜く方に時間がかかるので、採取も予定よりは少し押して進みました。トイレは心配だったのですが、案の定途中でいきたくなり、普段ではできない経験だな、と思いながら差し込み式のトイレを使いました。採取中は臨床工学技士さんや看護師さんとおしゃべりをしたり、テレビを見たり、感覚的にはちょっと大層な献血という感じでした。採取の後も体調に問題はなく翌日には退院することができました。
退院してお子さんと過ごすことができるようになった、という内容のお手紙をいただいて、とても嬉しく安心しました。手紙は今も大事にとってあり、これからも元気に過ごされることを願っています。
適合を待っている患者さんは適合するまでの期間を不安に過ごされていると思います。1人でも多くの方が登録してくださることで適合率も上がると思うので、登録してくださる方が増えるといいなと思っています。治療して元気に過ごせる方が増えることを願っています。
日本では「骨髄バンク事業」が1992年から開始され、 これまでに多くの患者さんを救う実績をあげています。 しかし、日本の骨髄バンクで骨髄移植や末梢血幹細胞移植を必要とする患者さんは、毎年少なくとも2000人程度です。一人でも多くの患者さんを救うためには、一人でも多くのドナー登録が必要です。
ドナーを待つ患者さんにとっては、あなたの登録が、大きな希望になります。
患者さんの負担を軽減するために、寄付のご協力をお願いしています。
骨髄バンクの運営には多額の資金が必要です。公的な補助金も受けていますが、十分ではありません。運営資金の多くは患者負担金と善意の方々の寄付金によって支えられています。移植を待っている患者さんのためにも皆さまのご協力をお願いします。