日本骨髄バンク・日本造血細胞移植学会からのメッセージ
謹啓
貴施設におかれましては平素より日本骨髄バンクの事業に特段のご配慮を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、今般の国内のCOVID-19の蔓延は日本骨髄バンク事業にも影響を及ぼしており、特に東京都内の主要な複数の医療機関において医療従事者等の感染による院内感染が発生していて、骨髄バンクドナーからの骨髄・末梢血幹細胞採取の受け入れが困難となる可能性があります。
日本骨髄バンクでは、このような状況下においても、調整業務(コーディネート活動)を継続、いかなる状況下であっても、骨髄バンクドナーからの採取・移植を減らすことの無いよう努めております。
つきましては、近日中に採取が予定されている施設で、院内感染等の発生等により採取術の施行が困難となる事態が発生した場合におきまして、貴施設で採取の受け入れが可能な場合には、何卒、患者救命の観点から特段のご配慮を賜りますようお願い申し上げます。