(新型コロナウイルス感染拡大下における) 非血縁造血幹細胞移植の凍結保存に関する解析結果について
当法人では、新型コロナウイルス感染症蔓延下において患者さんが安全な移植を受けられる体制を整えるため、2020年4月より、特別対応として造血幹細胞の凍結申請を認めて参りました。
凍結保存は事例数が増加し、すでに100 例以上の凍結保存細胞を用いた移植例数が蓄積されました。
現在、移植施設より凍結移植後の経過について調査票を提出いただき、その内容を当法人医療委員会において解析しております。
新型コロナウイルス感染症収束の兆しは見えず、移植施設からの凍結保存の要望は今後も続くと思われます。当法人では、引き続き凍結に関する調査・解析を行うとともに、結果についての情報提供に努め、安全な移植に寄与して参る所存です。
なお、当法人では、今回の解析について倫理委員会ならびに業務執行会議の承認を受けております。
<本件に関するお問い合わせ>
公益財団法人 日本骨髄バンク移植調整部
TEL 03-5280-4771/ FAX 03-5280-3856