ひとは誰かに支えられ誰かを支えているーだからひとはひとりじゃないんだ
山本雅也さんは日本骨髄バンクが応援している舞台「友情~秋桜のバラード~」のテーマ曲「Power Of Friends」も歌っています。
PROFILE
山本雅也さん
1年前、年に日本赤十字社がおこなっていた青森県の献血のイベントに参加しました。今までボランティア活動を身近に見たことがなかったので、「顔も知らない、声も聞いたことのない人が支えあっていることは素晴らしいことだな」と感じたんです。そしてこの人支えあうということが、自分のテーマの「友のチカラ」の延長線上にあると思ったんです。それって骨髄バンクにも通じることですよね。そして『ひと ― つながる ― ひと』という曲を書き上げました。さらに日本骨髄バンクが応援している、白血病の少女とクラスメイトの感動的なストーリである舞台「友情~秋桜のバラード~」※のテーマ曲にも僕の曲「Power Of Friends」を選んでいただいたのがきっかけです。これから、音楽を通じて「ひと」と「ひと」の絆をつないで行きたいと思います。
そんな中、彼はプロボクサーのライセンスも取り、新人王の決勝戦までいったんです。「先輩、応援に来て下さい!」と誘われましたが、音楽活動を全くしていない自分が情けなく、仲間と会うのも恥ずかしかったので隠れて観に行きました。その試合で彼は最終ラウンドで目を切ってしまい負けてしまいましたが、試合後の笑顔を見て「もう悔いはないんだな」と思い、こっそりと家に帰りました。会場を出るとすぐに、彼から電話がかかってきて「今から先輩の家に行ってもいいですか」と。 彼は、「本当に悔しいです!これからも頑張るんで、応援よろしくお願いします」と泣きながら握手を求めてきました。その言葉を聞き、「今まで自分は何をやってきたんだ・・・。明日から音楽に関わる仕事を始めよう」と立ち直れました。